薬猟りの里に湧き出た美人の湯

「あきののゆ」は、古くは飛鳥時代の大和朝廷の狩り場(薬猟)の地、「阿騎野(あきの)」として親しまれた地に静かに湧き出でた正真正銘の天然温泉。

泉質は、県内最高値レベルのpH値9.6を誇るアルカリ性単純泉で、無色透明。ナトリウムイオンのほか、炭酸イオンや炭酸水素イオンが多く含まれ、肌触りはぬるぬる、トロッとしていますが、入浴後はつるつるスベスベ。お肌に優しい、とてもまろやかな美肌の湯です。
※ 適度な温度管理および衛生管理のため、加温循環を行っていますが、源泉は薄めず、そのまま温めて使用しております。


温泉の特徴

四大美人泉質のひとつ「アルカリ性単純温泉」
四大美人泉質と言われるアルカリ性単純温泉。高いpH値が肌の角質を分解し、くすみをとったり、つるつる肌にしてくれます。つまり、石けんのようなしとやかなぬめりがクレンジング効果をもたらす、まさに美肌の湯なのです。さらに、肌への刺激が強くないのでじっくりと入浴できるため、肌にたっぷりと水分が吸収され、しっとりと潤うことが特徴です。
※入浴後は古い角質層が除去されているため、肌から水分が抜けやすくなっています。保湿剤で十分にケアすることをお勧めします。



美肌効果をもたらす高いpH値
液体が酸性であるか中性であるか、あるいはアルカリ性であるかを示す指標となるのがpH値です。理科で習った記憶があるかもしれません。
pH値7が中性で、真水がこれに当たります。値が小さくなると酸性が強くなり、レモンや胃液はpH1~2、日本茶は4~5です。逆に、数値が7より大きくなるとアルカリ性が強くなります。重曹や石けんは8~9、漂白剤は12~13です。
温泉においては、一般的にアルカリ性に近づくほど、ツルツルとした美肌効果があるとされます。反対に酸性に近づくほど、殺菌性があり皮膚病などへの効果が期待できます。「あきののゆ」の美肌効果は、pH9.6という県内有数の高いpH値に裏付けられています。



ゆっくりと楽しめる「低温泉」
地下1300mから湧出する「あきののゆ」の泉温は約31℃で、「低温泉」と位置付けられています。適度な温度管理のために加温していますが、温泉の持つ成分や浸透性(低張性)とあわせ、湯あたりせず、ゆっくりと長時間つかることのできる優しい温泉であることが、低温泉ならではの特徴です。


温泉概要

源泉名 : 大宇陀温泉あきののゆ
泉温 : 31.4℃
湧出量 : 180リットル/毎分
泉質 : アルカリ性単純温泉(低張性、アルカリ性、低温泉)
pH値 : 9.56


特 徴

無色・透明・無味で微臭を有する。
pH9.6のアルカリ性成分は、石けんのようなしとやかなぬめりで肌の角質を取り除く。
入浴後には「つるつるすべすべ」となることから、美人の湯とも呼ばれる。
適応症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔症、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進


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